その産後の悩みはベビーマッサージで解消できる!
ママになり、幸せいっぱいなはずなのに、なぜだか「わたしの存在って・・・」と急に不安や社会とのつながりがなくなった気がすることも。
そんなママの不安を解消して、【生きがい】を感じることが出来るようになるのに最適なのがベビーマッサージのある生活。
ママになったからこそ新たなステージを楽しんでみよう!
産後に陥る不安やモヤモヤは産後うつかも
出産をしてやっと愛しい我が子と対面し、これからママとして頑張っていこうと思っていたのに、
なぜか急に気分が落ち込んだり、やる気がなくなったり、不安に襲われたり、疲れが抜けないなど、そんな経験ありませんか?
出産後に起きてしまう、そのような症状はもしかしたら【産後うつ】と呼ばれる状態になっているのかもしれません。
産後うつは一人で抱え込んだり、放っておいても改善されるものでもなく、ママの心に大きな負担がかかったり、夫婦の関係や今後の子育てにも大きな影響を与える可能性があります。
産後うつは実はママ一人の問題ではなく、家族で取り組む問題の一つとなります。
産後うつとベビーマッサージの関係
ちょっと質問です。
あなたは、【マタニティーブルー】という言葉を耳にしたことはありますか?
実は、マタニティーブルーも産後うつの一種なのです。(軽度のもの)
多くの人は、産後3日以内に悲しい気持ちが溢れてきたり、気分が落ち込んでしまったり、育児に対して不安いっぱいになってしまうような症状が現れます。
ただ、ほとんどの場合は一過性のものであることが多く、家族や周りの人の理解と支えがあれば2週間以内に落ち着いてくると言われています。
しかし、2週間以上経っても、気分の大きな変動が数ヶ月以上続き、日常生活に支障がでる場合は産後うつが疑われます。
産後うつは約10〜15%のママに発症すると言われていて、決して人ごとではない症状になります。
放っておいても重症化してしまうこともあるので早めの治療が必要です。心当たりがある人は我慢せずに周りに相談しましょう。
そもそも産後うつとは?
・何に対してもやる気が出ない
・睡眠障害(不眠)
・食欲減退や過食などの摂食障害症状
・深い悲しみに襲われる
・なんでもないのに涙が出てくる
・気分の浮き沈みが激しい
・普段より怒りっぽくなる
・極度の疲労感
・生きる希望が持てない
・周りの目ばかり気になる
などと、普段よりも気分が沈んだ状態が続くことが産後うつの症状になります。
(すべての症状が出るわけではありません。個人差があります。)
症状が進行してくると産後精神病になることもあります。
そうなると、うつ病だけでなく、幻覚や幻聴、異常行動などを起こすこともあるため子育てにも影響を与えることにもなります。
なぜ産後うつは起こるの?
そもそも、なぜ【産後うつ】が起こるのでしょうか?
様々な原因がありますが、代表的な原因は以下のようなところにあります。
・過去にも産後うつを発症している
・妊娠前や妊娠中に発症したうつ病の悪化
・分娩後にみられる急激なホルモンバランスの変化
・夫婦関係などの家庭内の問題
・家族からのサポート不足(ワンオペ、孤独育児)
・妊娠に関連した問題や葛藤(周りと比べてしまう)
・うまくいかないところにばかり目を向ける
・我が子の泣き声を聞くとイライラ
特に、過去にうつ病を発症した経験のある方は、産後うつになりやすい傾向があるのでお医者様へ相談しておくのも1つの安心材料になります。
産後うつは誰にでもなる可能性の高いものとなりますので、周りに出産を控えている方がいる場合には配慮してあげましょう。
産後うつは治療が必要
産後に悲しい気持ちに陥るくらいの軽度の産後うつなら家族や周りの支えによって治療が必要になることはありません。
(だいたい2週間前後で落ち着く方が多いです)
しかし、産後うつと診断されるほどの場合は専門機関での治療が必要になってきます。
治療法としては
・カウンセリングなどの精神療法
・抗うつ薬などの薬物療法
が行われます。
精神療法ではストレスに対しての適応、絶望感や否定的な考え方について視点を変えてマイナス思考のループから抜け出していくような心理療法がメインとなります。カウンセラーやセラピストに自分の悩みを相談することでストレスの原因や対処法を見つけることができ、解決に近付きます。
薬物療法では抗うつ薬を使用することが多いです。授乳中の方は薬に対して抵抗感を示す方もいますが、有効な薬物治療を受けることで早く産後うつを抜け出すことが可能になります。また、授乳中でも服薬可能なお薬も存在しているのでお医者様へ相談してみるといいでしょう。
産後うつ予防にはベビーマッサージ
実は産後うつとベビーマッサージは切っても切れない関係があります。
ベビーマッサージは【肌と肌の触れ合い】なので、我が子に触れることでママの精神の安定に関係のあるオキシトシンという愛情ホルモンが分泌されます。
(別名で【幸せホルモン】と呼ばれるホルモンです)
このオキシトシンと呼ばれる愛情ホルモンは、我が子と触れ合うことで分泌されます。
もちろんママだけではなく赤ちゃんにも分泌され、【幸せ】【愛しい】【楽しい】【気持ちいい】と脳が感じた時に作られるのです。
オキシトシンが多く分泌されると、親子の愛着を深め、お子さんの成長を促すだけではなく、ストレスを減らし、情緒を安定させる効果をもたらします。
また、オキシトシンを作る細胞は生後早い時期から形成されるので、小さい頃からたくさん触れ合うことでオキシトシンが出やすい脳になり
ストレス耐性ができるほか、他人に対して親近感を持つなど【人間関係】を豊かにしてくれる効果もあります。
小さい頃からたくさん触れ合った子は、心の発育にも大きな効果を得られています。
親子でたくさん触れ合い、スキンシップを通してストレスに負けない強い心身を育みましょう。
そのために効果絶大なのが【ベビーマッサージ】です。
我が子に触れ、ストレスが減ることで産後うつの予防に繋がっていきます。
ベビーマッサージが産後うつに有効な理由
ベビーマッサージ は産後うつの改善に大きな作用があることが認められています。
産後うつのママにとって、安心・安全な治療法の1つとしても認められており、産後うつのママがベビーマッサージを実施したことで
【赤ちゃんとのコミュニケーション能力が高まった】
【ママの産後うつが軽くなり、母子関係が深まった】
という結果も出ているのです。
また、ママにとってベビーマッサージは
赤ちゃんとスキンシップをとることで関わり方に自信が持てたり、赤ちゃんを精神的に安定させることによって、ママ自身もリラックスできるようになるなど
ママ自身が育児体験に満足できることで、それが赤ちゃんの満足になり、感情的な結びつきが強くなっていきます。
もしかしたら産後うつかも!と思ったら1人で抱えずに頼ってくださいね。
まとめ
ベビーマッサージは母子の愛着形成や、育児ストレス・産後うつに対する有効性が認められています。
産後うつは、私たちの身近にあり、誰でもなる可能性のあるものです。
だからこそ、解決できる方法を知っておくことで産後すぐからの育児を軌道に乗せやすくなっていきます。
最後にベビーマッサージがどれほど効果があるものなのかみていきましょう。
▷ママへの影響
・子どもの反応を捉えやすくなる
・赤ちゃんに対する愛着が増し、肯定的な感情が増え、否定的な感情が改善される
・ママの情緒が安定しストレスや不安が減る
・子育てに自信が持てる
▷子どもへの影響
・緊張が緩和してストレスが低下する
・免疫力アップ
・子どもの発達を促す
・自己肯定感が高まる
ベビーマッサージは育児を楽しむためのものとして最高のツールです。
すべてのママやパパが参加できるベビーマッサージ一緒にやってみませんか。